粉末は固形に比べると比較的水に溶けやすいので、ガスールをはじめて使う方に向いています

ナイアードの「ガスール」とは、モロッコで伝統的に使われてきた、洗顔や洗髪のための粘土(クレイ)のこと。
スティーブンサイトという珍しい鉱物を主成分とした粘土(クレイ)です。 洗浄力と、保湿力を備えており、ガスールだけで髪や身体、顔を洗うことができます。
水に溶くだけで、洗顔、フェイスパック、ボディ洗い、髪用シャンプーとして使えます。




ガスールとは、モロッコの人々の生活の中にある、 泥(クレイ)をそのまま製品化したものです。 シャンプーが普及するまでは、粘土が洗髪料として使われていました。 ガスールの良さは、石鹸等をくわえなくても、洗浄力と保湿力を本来備えていることです。 石鹸分や保湿剤が入っていないため、肌にも優しく、環境にも負担をかけない製品です。
石鹸以外の洗顔方法をお探しの方におすすめです。 古くから伝わる天然のよさを、ぜひ知ってください。

ガスールが出来るまで

ナイアードのガスールは、モロッコのアトラス山脈にある鉱山で採取されています。 ガスールの原石は、とても粒子の密度が高く、そのままでは水にとけてくれません。
採掘されたガスールを、まず強い日光の下で乾燥させます。 その後手作業で鉱物の結晶を取り除きます。
次に、 地下およそ40mから汲み上げた地下水で、砕けたガスール原石をおよそ1日かけて溶かします。 溶かしたガスールを、目の細かなフィルターでろ過し、 その後、再度天日干しをします。そうしてやっと、 大きなふるいで大きさを振り分け、大きなかけらは固形ガスールとして、 小さな欠片のガスールは、粉砕して粉末ガスールにします。
このように、原石の採掘から製品完成にいたるまで、 すべて手作業で行われています。そのため大量に採掘・製品化することも難しいものでもあります。

ガスールの使い方

袋から適量を出します。水を加えてトロミが付くまで混ぜれば出来上がり。 シャンプーに使うには水を多めに溶いてトロミをゆるめに、フェイスパックに使うときは、 マヨネーズの固さくらいに調節します。


■洗顔として
ガスールに水を含ませ、やわらかくしたら、そのまま顔を洗います。 その後水かお湯で洗い流します。洗顔としてお使い頂き、お肌がすべすべになるのを実感してください。


■フェイスパックとして
洗顔のときよりすこしかために溶かして、そのまま顔に塗り5分ほどおきます。その後水またはお湯で洗い流します。 フェイスパックの途中でクレイが乾燥しないように、長時間のパックはお控え下さい。


■シャンプーとして
ガスールを水でうすめて(洗顔時よりももっと溶かします)、頭にかけて洗髪(シャンプーとして)します。 地肌がすっきりするのを感じられます。 洗髪後はお湯で流してください。


■ボディ洗浄として
もちろんカラダもあらえます。全身を泥パックのようにカラダ全体に塗ってみましょう。 5分ほどで洗い流します。 こする場合は手のひらでやさしくこすってください。


■入浴剤として
お風呂のお湯にガスールを入れます。10分ほどつかり、上がり湯を体にかけて出ます。入浴剤として使用できます。 循環風呂には使わないでください。

質問:ガスールで髪を洗った後、リンスはいりますか?

ガスールにはミネラル質の保湿成分がたっぷり含まれているため、特にリンスの必要はありません。 もちろん、お好みでリンスをしても大丈夫です。 また、石鹸シャンプーの後に、液状に薄めたガスールをリンスにしても、髪が滑らかになります。


質問:ガスールでお風呂の排水管はつまりませんか?

ガスールは水に長時間つけると、とても細かな粒子になります。 また、入浴剤に使うと、お風呂がきれいになる事からも、 排水管の中に付着するような事はありませんし、詰まりの原因にはなりません。 ただし、大量のガスールを一度に流す場合は、水またはお湯でよく流してください。


質問:ガスールの固形と粉末のどちらを選べばいいかわかりません。

粉末は、固形に比べると比較的水に溶けやすいので、入浴剤に使ったり、ガスールをはじめて使う方に向いています。 固形は、小分けにしたり少量だけ持ち運ぶときに便利です。また、固形は粉が飛び散らないので、 こまめに少量だけを使うときに向いています。比較的固形の方が溶かすときの水加減が難しいかと思いますので、 上級者向けかと思います。



使用方法

ガスールを器に出します。ガスールの重さの2倍の水(またはお湯)を加え、 かきまぜてクリーム状にします。その後、お好みの応じて洗顔、パック、髪や全身の洗浄にお使い下さい。 適量は、洗顔=5g、パック=10～15g、体・髪の洗浄=20gくらいを目安にお使い下さい。
*保存料は一切無添加ですので水に溶いた分はなるべく早めに使い切ってください。また、肌を強くこすりすぎないようご注意下さい。


500g


ガスール(モロカン・ラバ・クレイ)